ちょっと前の私って、謎に「自信がない」と思っていて、
いつからか自分の好きなものがわからなくなり、
・とりあえず
・なんとなく
・どっちでもいい
・なんでもいい
が増えていた。
だから、妙に優柔不断になる。
決断に時間がかかる。
スムーズに進まない。
……なんかうまくいかない感。。。
今思えば
世の中の正解が気になって
自分の気持ちがわからなくなり、
自分の選択に自信が持てなくなり、
欲しいものを欲しいと認識できなくなっていた。
でも、ある日、きらきら系の女性に言われたの。
「みのちゃんの好きなものって何?」
その人は、部屋も持ち物もすべて、自分の「好きなもの」しか置いていないんだって。
改めて言われて、自分に「好き」がないことにがっかりした。
そこから、「好きなものを掘り出す月間」をスタートした。
自分の「好き」は言葉にすることで見つかる
自分の中の「好き」を見つけるために始めたのがX。
ちょっとでも好きなものを発信してみる。
「夏の夜のにおいが好き」
「今の気分はピンクより赤が好き」
「朝はラテの気分」
など、ちょっといいな〜と思ったものや、今の気分をつぶやいてみた。
続けていると、自分の感覚に敏感になってくる。
自分の中の「好き」「いいな」「嫌だ」がよくわかるようになってくる。
自分の感情って、頭の中だけで考えていてもなかなか見えてこないということがわかった。
だから、言葉で出していくことが大切だなと。
私はXに出していったけれど、ジャーナリングをしたり、ノートや手帳に書き留めたりするのでもいい。
言葉にすること(言語化)で、自分の気持ちが認識できるんだよ。
自分の「好き」を知ることが人生転換の第一歩
連日、好きなものを発信していって思い出した。
私は明るい色の服が好き。
学生時代から、シンプルだけど少し個性を感じるデザインや明るい色の服が好きだった。
特に原色やビタミンカラーは、着ていると元気が出るからよく選んでいたな。
でも、社会人になってから、どんどん自分の選択に自信がなくなり、いつからか
・とにかく目立つのが嫌
・誰からも隠れたい
と思うようになり、無難な服しか選ばなくなった。
いいなと思う服を見つけても色が華やかだとあきらめ、
白・黒・グレーのクセのないものばかり持つようになった。
今でもモノトーンも好きだけれど、その頃は「好きだから」選んでいたのではない。
今思えば、人から注目されないようにするために「モブキャラになれるスタイル」を探していた。
あーあ、「人の目を気にしすぎ!」。
誰も私の服を気にしていないって。自意識過剰だな。
それに気づいてから、明るい色、派手な色も選べるようになった。
自由に「自分が着たいと思うもの」を選べる自分になったら、にやにやが止まらない。
クローゼットがカラフルで、ときめくーーー!
こういうワクワク、久々だ。
「好き」を優先して生きると、不満なんてなくなる
「好きなものを掘り出す月間」学んだことは、「“好き”を優先して生きろ」。
私の体感としては、なんかうまくいかないときって、人の目を気にしている時が多い。
人の目を気にしているときって、自分がどんどん萎縮していって、思ったように力を発揮できなくない?
そんな日常を打破するのが、自分の中の「好き」に素直になることかなと思う。
世の中の基準に合わせて考え、行動するようになると、自分の「好き」を封印してしまう。自我を隠す。
だからワクワクとか、心が躍る瞬間て激減するんだよね。
そういう状態でベストな力を出せる人って、少ない(できるのは、そもそものスペックが異常に高い人)。
何かに不満を感じる時も、この「好き」を封印して、がまんしているから。
「好き」を優先していれば、ちょっとうまく行かなくても、「好きなことができてうれしい」という気持ちは残るからね。ダメージはかなり少なくすむ。
イライラが止まらない時や、うだつがあがらない毎日だと感じる時こそ、「好き」を優先して生きるのがいい。
でもね、最初から「好き」全開にならなくてもいい。
スライスチーズばりに薄ーく、小さい一歩でステップアップして行こう!
ということで、好きなものを身につける幸せを感じながら、本日も派手色の服を楽しみます。