1985年生まれ、東京都出身。
2人きょうだいの姉(2歳下に弟)。
幼少期からしっかり者で、責任感が強く、頼られたりおだてられたりするとがんばってしまうちょろい性格。
友達のママからの評判が非常によく、小学校6年間は「ママたちが選ぶ、お嫁に来てほしいランキング」は1位を独走。
表向きには明るくキラキラしている感じだったけれど、家の中ではかなりの根暗。
実家は常に借金がある家で、督促状や請求書の山を見ながら育つ。
電話は家族全員で無視、来客のインターフォンが鳴ると「取り立てかもしれない」と怯えて息を潜めて居留守。
記憶にある引越しも、ほぼ夜逃げ。
でも、そんなのは学校の友達に知られたくなくて、勉強も運動もがんばって明るく振る舞っていた。
おかげで成績は良く常に生徒会や学級委員をやっている優等生タイプに。
しかし、中2のときにいじめに遭い、日常の全てが嫌になる。
学校に行き、授業も受けるが、20分休みになると誰もいない生徒会室へ逃げて泣いている日々。
でも、いじめでダメージを受けている自分が恥ずかしくて、痛くもかゆくもないフリをして教室へ戻り、普通に授業を受ける。
そんな日々を過ごし、雑草魂・ど根性マインドを身につける。
両親はお金がないため、母方の祖父母宅へ頭を下げて高校の入学金を借り、高校生に。
入学後はアルバイトをして学費を払い、余った分は家計の足しに親へ納める。
働いても働いても手元にお金が残らず、親への憎悪が高まり、「こんな大人になりたくない」と日々考え続ける。
親とは違う人生を送ってやる!と、鼻息荒めに人生計画を立て、大学へ進学し25歳までに結婚すると決める。
奨学金とアルバイトで学費をまかないながら大学へ進学。
放課後にサークルや友達とワイワイする時間などなく、アルバイトばかりの毎日を送り卒業。
卒業後は、大学の同級生だった現在の夫と付き合い同棲をスタートし、半年ほどで結婚。
パートナーを見つけ、就職してアルバイト時代よりは収入も増えて薔薇色の人生が始まるかと思いきや、親からの「お金貸して」攻撃に悩まされる。
断っても連日連絡が来てエスカレートしていったため、怖くなり夫に内緒でお金を貸す。
1回貸したらもう沼。
そこから毎月のように5~15万円ほどお金を求められるようになっていった。
出産を機に休職して収入が減ったが親からの催促は止まらず、手元にお金が残らないので、生活のためにカード沼に陥る。
なんとかリボ払いとキャッシングで乗り切っていたが、送られてきた明細(当時は郵送のみだった)を夫が自分のものと間違えて開けてしまい、ついに借金と、親に貸していたことがバレる。
お叱りを受けたものの、キャッシング代は夫が自分の貯金で支払ってくれた。
それを機にお金への意識が変わる。
親を何度も説得し(大変だった泣)、債務整理をしてもらい、こちらからの金銭の受け渡しは一切無くした。
そして、私は節約をしてお金を切り詰め、1円でも安い野菜を買い、貯金を増やすために仕事以外は家の中に閉じこもるように。
イライラしたり悲しくなったりと、まったく楽しくはなかったけれど、お金がない人生を送ってきた私には口座残高がマイナスになっていないことが救いだった。
そんな日々を送る中、友人に誘われて、久々に高校時代に出会ったキラキラ女子と再会する。
既婚・子持ちで、おそらくそんなに収入は大きく変わらないのに、お金の使い方や生き方が全然違う。
充実感に満ち溢れていて、「人生最高」感がすごい。
そんな姿を見て、とても自分が惨めに思えた。
私の人生だって、まだまだこんなもんじゃない!と思いつつも、自分の「好き」や「やりたいこと」が全くわからないことが判明。
そこで、コツコツ貯めた貯金600万円を使って自分の「好き」や「やりたいこと」を見つけるチャレンジをスタート。
キラキラ女子の必需品と思っていたブランド物を買い、高級ホテルでアフタヌーンティー、ランチに2万円を出して、これまでしてこなかった「贅沢」や「おしゃれな日常」を楽しむようになる。
しかし心の底からやりたいことではないと気づき、これからは絶対に好きなことしかやらないと決めて、これまでのキャリアも年収も全て捨てて、好きなことだけをする発信を始める。
(フリーランスの道へ)
これまで一部のコミュニティーにだけ綴っていた自身の経験に基づいた人生論やチャレンジの過程を、より多くの女性に見て欲しいと思い、本ブログを開設。
生き方のヒントになればうれしいです。